10/12、Vinafoneの3Gサービス開始を皮切りに、Mobifone、Viettel、Vietnamobileとサービス開始が今後続くわけだが、2005年から3Gサービスを手がけていたS-foneは3Gライセンスを提供されないままになっている。 もう忘れ去られた存在に近いのか、という状況だがサービスはまだ提供されている。
このS-fone、韓国のSK TelecomとSai Gon Postel社(SPT)の合弁会社。今後の事業展開が見えないということで出資を引き上げたいSK側と、存続を希望するSPTとの間では話し合いは平行線のままだった。
そこに来て、SK Telecom側が折れたようで、SPTに株式をを譲渡することで合意した模様。
ただ、今後独資となったSPTはどうやって事業展開を行っていくのかが疑問である。どこかが手を上げてくる可能性があるか、もしくは勢いのあるViettelがM&Aを仕掛けてくるなんていうことも充分に考えられる。
たまたまだろうが、S-foneのSは「SK」のSでもあり「SAIGON」のSでもあるので、独自路線で進むのであればブランド名は変えなくてもよさそうだ。