IT・機械・電気・建設・土木技術者


海外大学卒の専門職採用

アストミルコープが、会社設立当初、ベトナムにて初めて直接雇用を行ったのが「IT技術者」でした。

2006年当時、日本語ができる技術者はベトナムでもかなり希少な人材でしたが、今ではIT分野以外に、機械、電気・電子、土木、建築、化学、生物、農学など、ほぼ全ての産業分野で活躍できる技術者・エンジニアが日本語を勉強しています。

 

アストミルコープでは、ベトナムをはじめ、ミャンマー、インドネシア、タイ、台湾など、海外にいる日本語能力のある技術者を日本企業の技術発展のために採用を支援しており、約600名の外国人技術者・エンジニアの受入を実現しています。

更新すれば、5年、10年、生涯と、長期の勤務が可能

技術者が取得する在留資格は「技術・人文知識・国際業務」です。

大卒以上で一定の日本語能力を有している人材が対象となります。

 

滞在期間は1年以上で、更新することで5年、10年、生涯勤務と長期の勤務が可能です。

このため、自社の将来を担う人材としてじっくりと育成することができます。

 

採用までのプロセス

外国籍人材採用までのプロセス

導入事例

株式会社A様導入事例

株式会社A (輸送部品製造 静岡県 従業員数 40名)

 

 従来から周辺の工業高校卒業生を対象に定期採用を行なっていた。10年ほど前から取引先が海外での生産を開始することとなり、外国語が活用できる技術者を国内で探したが見つからず、最終的に外国人技術者の採用に着手した。

 

 2008年より機械工学専攻のベトナム人技術者を採用した。彼は設計志望ではあったが、最初は部品製造の製造工程を一から理解させるため、現場に配属し、A社の品質に関する管理基準や考え方、設計思考を学ばせて、設計から製造まで全行程を一人でできるまでに成長。プライベートでは日本国内で知り合ったベトナム人女性と結婚し、2児の父となった。家族が増えたこともあり住宅ローンを活用し、戸建住宅を購入。既に来日10年目となり子供は日本で生まれたため、ベトナム語でのコミュニケーションに難があるため、日本での定住を決心した。彼は現在、設計部のマネージャーとして、取引先企業の窓口を担当し、部下の育成にも励んでいる。


株式会社B (機械部品製造 熊本県 従業員数 70名)

 

 地元での高卒、大卒の採用活動を行っていたが、2010年代後半から特に技術的な基礎能力がある人材の採用がうまく進まず、技能実習生の受入を開始した。しかしながら、技能実習生に技術やノウハウを提供しても、3年後には帰国するため、優秀な技術者を育成できない状態が続いていた。

 

そこで弊社代表の武田の知人からの紹介で相談。仕事内容や処遇を伝えたところ、「現場仕事と一括りで考えるのではなく、必要な技能や知識の元になる基礎能力がないと、技術者の定着は望めない。機械の基礎能力だけではなく、高度な技術スキルを持つ必要がある職種なので、技術者として大卒を受け入れた方が良い」と海外大学卒の技術者採用を推奨した。

 

募集人数を大きく上回る50人以上の応募があり、その中でもこれまで会えなかったようなバックグラウンドを持つ人材にも出会い、初年度2名、2年目に4名、3年目に3名と、定期採用を実施。初年度に採用された技術者はリーダー職として勤務を継続している。

採用実績(技術者)

所在地 事業内容 従業員数 学部・学科 採用数
北海道 土木工事 48名 土木学部 3名
長野 農業法人 50名 農学部 5名
茨城 機械部品製造業 30名 機械学部 3名
新潟 土木工事 60名 土木学部 3名
大阪 ソフトウェア開発 40名 IT学部 5名
広島 自動車部品製造 30名 機械学部 3名
福岡 橋梁 40名 土木学部 2名
熊本 金属加工業 40名 機械学部 3名
鹿児島 受託製造・検査業 10名 化学学部 2名