7月29日に第一弾として、ベトナムとタイの2国から、入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、双方向の往来を再開する「レジデンストラック」の受付を開始し、就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)、経営管理、技能実習、特定技能などの労働者の再入国のビザ申請が開始されました。
そして第2弾として、9月上旬にも、シンガポール、マレーシア、カンボジア、ラオス及びミャンマーとの間で入国後14日間の自宅等待機等の措置を取りつつ、双方向の往来を再開する「レジデンストラック」を開始する予定だと、8月24日の外務省のホームページにて発表されました。
ちなみにカンボジア、ラオス及びミャンマーについては、上陸拒否対象国ではないため、第1弾のベトナム、タイの必要書類とは、異なるようです。
茂木外務大臣が、8月中旬より東南アジアの各国に訪問し、相互の往来に関する会談を進めておりましたが、双方での体制の確認を進めて協議をした結果の措置ということだと思います。
現在は先行してシンガポールは9月に開始するという報告がありますが、比較的感染者数が少ないミャンマーでも約1万人が入国待ちの状態であるため、この措置が有効に作用することを期待しています。