ベトナム大手IT会社が、銀行・ファンド運営会社を設立

ベトナムでも日本と同じように、IT会社が銀行業務を始めるようである。

ただ、M&Aではなく、銀行を設立するようだ。

 

ここのところ、ベトナムでは民間の銀行設立ブームで、外資にも開放している。

ベトナムでの資金需要は、インフラ関連に始まり、資源、不動産、事業融資など、かなり増加している。

 

背景には、IPOを含めた株式市場も活況を呈しており、潤沢な資金を有している上場企業が、銀行を設立しているようである。

その企業とは、は時価総額300億円を誇る「FPT」。

 

 

Lao Dong紙(4月11日)によると、

 

「銀行は1,500億ドン(約938万ドル)、ファンド運営会社は366億ドン(約229万ドル)を出資して

設立する。」

 

とあり、銀行だけでなく、ファンド運営会社も設立したようだ。

 

 

銀行に関しては、今後有望な電子決済業務を行っていただけるとありがたいが、まだ事業内容に関しては確認できていない。

FPTはハード、ソフト、通信、モバイル端末など、ありとあらゆるIT関連事業を行っているので、決済業務を行うことは間違いないだろう。

またファンド運営会社については、自社ビルなどの不動産の証券化、ベンチャーキャピタル、なども考えられる。

 

一気に何かが変わる予感がするニュースである。