海外からの入国は、本日2021年4月23日時点でおいても、全面禁止となっておりますが、日本人やその配偶者などは、14日間の隔離前提で入国はできます。
しかし、4月16日にその検査体制が強化され、とても厳しくなっているようです。
この話は今月、中東のドバイに行った弊社協力者から聞いた話です。
帰国時に成田空港での検疫が以上なほど厳しくなったという話だったので、これから海外に出国される人には、是非知っておいていただきたいです。
日本入国前には72時間以内にPCR検査を受診し検査証明書を持参しないと入国ができないのですが、この検査証明書の記載内容が明確でない場合、入国拒否となるようです。
具体的には、PCR検査を”どの部位”で実施したかを、きちんと記載していないと証明書として認めないということです。
この方は、ドバイでPCRを受け証明書を持参し、無事チェックインして帰国のフライトに搭乗しました。
成田到着後、検疫検査で証明書を提示したところ、
「証明書に検査した部位の記載がないので、入国できません。
きちんと記載された証明書がなければ、5時間後の帰国便で戻ってもらいます」
と、冷たい言葉で返されたようです。
それで、何とかして入国するために、検査したドバイの病院に電話で連絡をし、証明書の再発行を依頼しました。
幸運にも病院は営業していたので電話が通じましたが、
「再発行してやるけど、取りに来い」
と言われました。
戻らないために電話しているのに、
「戻って取りに来いという」
意味のわからない回答があり、何度かやりとりをした結果、
やっと事情を把握して、emailで再発行証明書を受領できたということでした。
厚生労働省から発表された「検査証明書の要件」は、
海外にはほとんど届いていないようなので、
これから帰国する、もしくは再入国する人は、
気をつけるようにしてください。
ちなみに同じ便の日本人で北米から中東経由で帰国した方は、
受診したのが北米の病院だったため、時間が深夜で連絡できず、
敢えなく帰国したようです。
また検査証明書は7歳以上が対象ですが、幼児3人を連れた家族の一人が7歳で、
検査証明書がなかったため、家族5人とも入国できなかったようです。
検査証明書に関する詳しい情報は、厚生労働省の下記webサイトをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html