今回は台湾国内での就職環境についての報告です。
・日本のような長期の就職活動はない
・インターンシップが盛ん
・若者の離職率が高く、社会問題になっている
台湾では日本のような就職活動は行っておらず、大学卒業までにインターンで就職活動をするか、卒業前に3ヶ月ほどJobフェアや企業研究をして、仕事探しを行うことが多いと言われています。企業に就職する場合、就活生向けの説明会などはなく、各自でインターンに参加や、HPなどで企業研究をします。エントリーシートはなく、必要なものは履歴書のみで、大学のランキングや在学中の成績が重視されます。採用合否も短い面接があるだけの企業がほとんどで、会社と学生のミスマッチの原因になると考えられています。若者の離職率も高く、そのままニートやフリーターになる方も増えていることが社会問題になっています。
日本のような就職活動がないと聞いて少し、いいなあとも思いましたが大学の成績が重視されることやミスマッチが多いことを考えると良いことばかりではなさそうです。
企業説明会もあまりないようなので自分で調べることが当たり前になるようですが企業研究は日本の学生も行っていますね。ニートやフリーターが多いのが社会問題となっている点が日本も同じなのが少し厳しいと感じました。
次回は台湾での就職活動で主流のインターンシップについてご紹介いたします。