ベトナムのニュースサイト、Vietnam NetでベトナムのE-Commerce市場にGoogleが興味を示しているとの報道がされていた。個人的には日本や欧米に比較するとまだまだではあるが、昨今のベトナム人Facebookの利用者の急増で、Googleも少々焦り気味なのかもしれません。
報道によると、
「グーグル東南アジアがこのほど主催したオンライン・マーケティングに関するセミナーで、同社のギスラン・ル・シャトリエ氏は、急速に増加しているベトナムのインターネット人口を背景に、eコマースは急成長中とし、今後はベトナムでオンライン・マーケティングや広告のサポートを行う姿勢を見せた。」
とあり、ベトナム市場でのオンライン・マーケティング、テキスト広告のローカライズを匂わせている。
さらに
「グーグルの調査によると、eコマースを利用するベトナム人の月当たりのインターネット利用時間は、テレビを見る時間の2.5 倍長い、36 時間という。ただ、ベトナム・インターネットワーク・情報センターによると、11 月末時点での国内インターネット人口は3,000 万人。このうちeコマースを利用しているのはわずか4%にとどまる。」
とあり、ネットの利用者は多いが、ECを活用する潜在的なベトナム人は多くいると見ている。
個人的には、現状のベトナム人は、価格情報をネットで見て、実店舗に行って値段交渉をしているのが目に浮かぶが、中国同様、アパレルや化粧品など、働く女性が多いベトナムでは、女性向けの商材が適しているように思う。