以前、あるベトナム人から「ベトナム人は子供の教育に結構お金をかける。小学生の頃から家庭教師をつけることは結構普通だ」と言われたことがあった。この言葉を裏付ける情報があった。
Thoi Bao Kinh Te Sai Gon誌によると、ベトナムは教育支出でGDP比世界トップレベルにあるという。
「教育訓練省によると2001?2007年、教育に対する国家歳出は前年比で増しており、対GDP比では2001年の4.1%(総歳出に対し15.5%)から2006年には5.6%(同18.4%)に増え、2007年に政府は2010年の比率として承認されていた予算の20%を教育面にあてた。」とあり、国家歳出の2割が教育に充てられているとある。
金額で2006年は54兆7,980億ドン(約3220億円)で、2001年に比べ2.8倍になっている。
国別比較では上位でスウェーデン(7.4%)、キューバ(9.8%)、フィンランド(6.5%)、
アジアではマレーシア(6.2%)、タイ(5.5%)、中国(5.2%)、フランス(5.7%)、米国(5.1%)
となっている。