日本では、PCはmixi、gree、Mobileだとモバゲータウンなど、一般的に認知されているSNS。
ベトナムはというと、実はかなりの勢いで成長している。
この実態が、レポートされていたので報告する。 ベトナムのSNS利用者の最大の特徴は、年齢層が低い点。
世界平均で13~15歳の利用者は3.5%しかいないが、ベトナムでは24.7%を占める。
また16~18歳では41.1%(世界平均25.2%)、19~21歳で22.1%(世界平均32.8%)、
22~24歳で8.2%(世界平均18.7%)で、ベトナムは年齢が上がるに連れ大きく減少していく。
地域別ではハノイでの利用者の割合が31%と全国で最も高く、それにホーチミンの27.6%、
ハイフォン市の4.1%が続き、その他の省市はいずれも4%に満たない。
つまりハノイ、ホーチミンでほぼ市場が形成されているということ。
この背景には、2008年にiPhoneやBlackberryなどのスマートフォンでのインターネット利用者増から爆発的に発展したらしい。ベトナムでは2008年8月、初めて携帯電話でのSNSが登場し、10月にはモバゲータウンのような携帯電話向けのゲーム形式のSNSがスタートした。
ちなみに、ベトナムで圧倒的な支持を得ているのがYahoo!360。調査結果によると、Yahoo!360に日常的にアクセスしている割合は85%で、YouTube.comが48%、Google Groupsは27%、MySpaceとFacebookは5%程度とのこと。
今後はテーマ性のあるSNSが増えてくるものと予想される。