以前からベトナムのビジネスアイデアコンテストの件で、主催するVIETBOOKとの協力関係を構築してきた。
今回の出張では提携契約の調印式を行うということで、第4回ベトナムアイデアコンテストに参加した。
提携内容は、日本市場での投資家や事業家、企業と、事業アイデアを結びつける総日本窓口として活動するという内容である。
ビジネスアイデアの日本語への翻訳権も提供され、日本市場に対して情報を発信していくことになっている。
調印式はアイデアコンテストの最初のプログラムとして公表され、VTV(ベトナム国営テレビ局)1ch、7ch、HTV(ホーチミン市テレビ局)、Thanh Nien紙(青年新聞)、Tui Tre紙、Vietnamnetなどのマスコミ各社も来場していた。
調印の前に、弊社の紹介と、数分間のスピーチを行った。
今回は弊社の他に、ベトナムのファンド会社VINACAPITALの方も調印式に参加していた。
イベント自体は、エントリーされた10件のビジネスアイデアをプレゼンテーションされた。
携帯電話を使ったセキュリティシステム、移動式ネットカフェ事業、コールドチェーン事業など、どれも結構面白い内容。
日本と大きく違うのは、その場で投資家が手を上げて「○○万ドル投資する」とか「○○万ドルでそのアイデアを買う」など、結果がその場で出てしまうところである。
今回のアイデアで、最も高額だったのは移動式ネットカフェ事業に12万ドル(約1400万円)。
アイデア提供者は、女性の大学生4名である。
即効性もあり、このイベントは非常に人気が高いことが伺えた。
日本に情報発信する前に、投資が決まってしまう案件も多く、私たちの義務も非常に重い物になるかもしれないと感じつつ、会場を後にした。
サイトは6月にC/Oの予定です。