今回、出張は前半ホーチミン、後半ハノイという通常の逆の行程で進んでいる。
4/9は、弊社エンジニアの記念すべき1日となった。
なんと、結婚式をハノイで挙げたのである。
もちろん日本人とベトナム人のカップルである。
弊社は日本とベトナムとをつなげる仕事をしているのであるが、
個人の領域にまで両国をつなげることができた記念日でもある。
ちなみにベトナムでは、結婚式は日取りを重要視することもあり、平日に開催することは普通である。
また、昼休みを利用して、11時開始、13時終了と、かなりフランクなスケジュールなのである。
弊社はこの日、朝出勤後、スタッフ全員で披露宴会場に向かった。
披露宴会場は、ホアンキエム湖に近い、政府の迎賓館みたいな場所。
11時前に到着するとスタッフ夫婦が来場者を出迎えている。
もちろん、そこにはスタッフのご両親、親族もいらっしゃる。
挨拶を済ませ、会場に入る。
すると事前に入った来場者はヒールを飲んで食事を始めているのである。
ざっと、300人!
あっという間に披露宴が開催され、ご両親の挨拶やプロのシンガー(恐らく?)によるステージが始まる。
イケメンの男性シンガーは、流し目で、女性たちの目を釘付けにしていた。
そして、ステージが終わると挨拶が始まる。
なんとトップバッターとして私が挨拶のスピーチ。
ハノイの友人、兼ビジネスパートナーが日本語対応の司会として参加いただき、私のスピーチも滞りなく終了。
でも私のスピーチよりも、スピーチ中にお客様よりお預かりした結婚祝いの日本人形を贈呈した瞬間が最も盛り上がっていたように感じた。
結婚した2人を祝うように詩の朗読があり、最後に新郎新婦によるご両親への花束贈呈。
そして新婦によるスピーチ。
スピーチでは、やはりご両親も目頭が熱くなったようで、こちらも少しもらい泣き。
あっという間に2時間の披露宴が終了。
いい意味で、このベトナム式結婚披露宴パーティーは、楽しく、心洗われるイベントであると実感した。