ハノイの12月-1月は意外と、というか結構寒い。
定宿となっているHoang Ngoc Hotel(19, Hang Chao Street)は、暖房設備が不安定なので少々辛い。
多分、早朝は10度前後。
足先が冷たく感じる程度ではあるが、冬服でちょうどよいぐらい。
ホテルからタクシーでオフィスに向かう際、街の雰囲気も、一般のベトナムのイメージとは異なる。
バイクに乗ると、かなり寒いため、結構みんな着込んでいる。
レジャージャケット、マフラー、ニット帽は当たり前といった格好で、何だか中国に似た雰囲気である。
19日は9:00から日本企業とオフショア開発を進めている企業の経営者宛に訪問。
今後の開発スケジュールや体制作りなどのミーティングを行う。
11月に東京で日本の開発元の社長とミーティングと会食をしたのであるが、開発元の社長が案内していただいたすし屋での食事が非常によかったようで、非常に感謝していた。
その後、ベトナムソフトウエア協会(VINASA)の副理事長にインタビュー。彼は元々ハノイ国家大学出身で教鞭もとった経験のある方。
アメリカへの留学経験もある非常にスマートな人。MBAも取得している。
政府へのIT産業に対する提言なども行っている方でもあるので、今後のベトナムのIT産業の指針の青写真も描いている。
今回は調査案件での意見収集。
政府の動きや各企業の動き、日本以外の国の動きなど、ベトナムIT産業を取り巻く環境についても色々と貴重な情報をいただき、今後のベトナムIT産業の方向性や対策についても伺うことができた。
最後にハノイ交通大学に向かう。
この大学のIT学部長とは、以前調査案件でのインタビューをしたことのある方で、学部長ではあるが非常にやわらかい物腰の方。
弊社の活動内容や今後の展開に関しての意見や感想を伺いに行った。
弊社の考える今後のベトナムIT産業への試みに対しての協力も仰いだところ、具体的なスケジュールや活動内容、協力体制についても好意的に協力をすると約束いただいた。
昼間は22度と暖かいはずなのだが、湿度も25%と結構乾燥しているため、昼間でも日陰は結構寒く感じる。
北海道や信州などの冬の寒さが厳しいところの出身の方には、過ごしやすいと感じるぐらいかもしれないが、関西出身の私としては、やはりコートを着ることも考えてしまう。