2014年に完成?ホーチミン市地下鉄

ベトナムの足といえばバイク。

市内での移動手段はバイク、タクシー、バス、シクロ(ほぼないが)である。

以前から「地下鉄ができる」という話は出ていたが、「10年後」だという話だったので、あまり話題にもならなかった。

 

しかしながら、この地下鉄構想「Ben Thanh?Suoi Tien間都市鉄道」は、以外にも具体的な内容になっていた。

 

 

Tuoi Tre紙(10月29日)によると、

 

「Ben Thanh?Suoi Tien間都市鉄道は日本の援助で行われ、Ben Thanh市場を起点に、地下15?17mをLe Loi通り沿いに走り、市民劇場以降は高架で、Van Thanh運河沿いを進む。Dien Bien Phu通りを過ぎ、Sai Gon川は新規に架橋する。川を渡った後はハノイ道路左脇のルートで終点に向かう。走行時速は60?80km、2014年の完成を見込む。」

 

とある。

ODAで建設されるわけだ。

ベンタイン市場といえば、ホーチミンの第一の観光スポット。観光客もターゲットのようだ。Le Loi通りはホーチミンのど真ん中。東京だと銀座の中央通り、大阪だと御堂筋のような場所。ということは、かなり建築中は渋滞が考えられる。

 

 

また同時に路面電車の建設計画も発表。

 

「東西道路沿いの路面電車線は、起点をMien Tayバスターミナル、終点をBach Dang船着場(1区)とする。フランスの技術を導入、タイヤ式・レール1本となる。同路線は短期の敷設が可能で、2008年初めに着工すれば、運転開始は2009年末?2010年初めを見込む。」

 

とある。

路面電車もできるとなると、これまた交通渋滞は必至。

 

どちらにせよ、交通手段が増えることは良いことだ。

ただ、歩くことを極力嫌うベトナム人が、地下15メートルまで降りて地下鉄に乗る、というイメージはまだ私には無い。