パスポートに穴あけられた

 前回の出張でパスポートの有効期限が3ヶ月を切っていたため、ハノイの入国の際、少々ひやひやしたこともあり、今回パスポートの更新手続きをすることにした。

 

確か戸籍抄本が必要だったなぁと勘違いをし、実家の父(大阪)に戸籍抄本を取り寄せてもらった。

※結構手間をかけてしまったのに、必要なかった。すいません。

 

住民票は妻に取り寄せてもらい、すべての準備物がそろって更新手続きに向かった。

 

10年ぶりの更新。9:00より受付開始ということで、受付に向かう。

「恐らく1番目だろう」と思っていたが、既に20名ほどの申請者がいる。

出勤前のサラリーマン風の方や、学生、年配の方といろんな人がいる。

「結構早い時間帯でもいるんだなぁ」

 

「申請窓口」には6-7人の列。多くの人は書類を提出するが、不備をチェックされ、また記入テーブルに戻る。

私は完璧だろうと思って、書類と今のパスポートを添えて提出。

 

「このパスポートは本日で失効となり、1週間程度使えませんが大丈夫ですか」

と係りの人。

『まぁ、多分いらないよなぁ』と少し考えつつ、了承。

「では、こちらの承諾書にサインをしてください」

とパスポート失効の承諾をする。

 

順番を待ち、番号札23番が呼ばれるまで待つ。

待つこと10分。

申請窓口で再度パスポートの失効と新しいパスポートの発行日時をいただく。

「このパスポートは穴を開けますが、本当にいいですね」と念を押される。

「何かトラブルあったケースってあるんですか」と少しの疑問と好奇心で聞いてみる。

「たまに緊急事態で渡航するようになったという人がいるので」と係りの方。

非常にスムーズに進み、受付開始から約20分ですべてが終わった。

 

以前はすごく時間がかかったように感じたが、やはり行政サービスは向上している。

今度のパスポートはICチップが入っているらしい。

次回の渡航はびくびくせずに済む。