以前より大手IT企業のFPT CorporationがFPT大学を作るといわれていたが、この度無事開校した模様。
Tuoi Tre紙(10/6)によると、
「FPT大学は10月5日、同大学の年間の学費は2,200?3,500USDで、4年間の学費は約1万1,200USDになると発表した。同大学は今年が開学初年度で、ソフトウエア技術を英語と日本語で学ぶ学科を設置する。10月に入学試験を行い約500人を採用、11月末に開講する予定。」
とのこと。
4年間で11,200USD(約130万円)、これはベトナム国内の大学としては、一桁多い、つまり高い。
一人当たりGDP(552ドル/2005年)から考えると、この金額は大体、20年分に相当。
当初、FPT大学の設立の話を聞いた際は、ブリッジSEを育成し、FPTに入社させるための大学設立という風に捉えていたが、この金額ではどちらかというと、儲けに走っているように思える。
ただ違う考え方をすれば、奨学金制度を用いて、FPT入社後に社員の離職率を下げる(辞めさせない)ために、わざと高い金額にしているとも考えられる。
どちらにせよ、FPT社の躍進振りには目を見張るものがある。