前世はヨーロッパ人?=最終=

 

とあるオフショア開発関係の方より、前世を見せられる術を持っている方をご紹介いただき、先日その方のお宅にお邪魔し、前世をたどるセッションを経験をした。

 

過去の記憶をたどりつつ、中学時代、小学校時代と遡り、何やら記憶にない映像が・・。

 

19世紀ぐらいのヨーロッパ人で、船に乗船して航海に出ており、

その途中で、リスボン(ポルトガル)に寄港したようだ。

映像の中で、私は航海図の”Lisbon”に指を刺している。

 

「リスボンからどこに向かうのですか」

「地中海方面」

「地図にはなんて書いてありますか」

「キプロス」

 

キプロス? もちろん行ったことないし、どこにあるのかも定かではない。

地図上にはCyprusとあり、これをキプロスと読んでいる。

 

「キプロスには何をしに行くんですか」

「乗船している人たちを連れて行くんです」

「航海はどれぐらいかかるんですか」

「2ヶ月ぐらい」

ってことは、私は船長なのか?

でも操舵室にはいない。机と椅子、ベッドがある客室で、濃い茶色のフローリングがやけに目立つ。

どうも、私はビジネスでキプロスに商売仲間と向かっているとのことだ。

で、船は無事キプロスに到着。

 

「到着したらどこに向かっていますか」

「ホテル。木造の3階建てのホテルです」

「で、今は何をしていますか」

「現地の仲間が到着を祝ってくれています」

「何人ぐらいいますか」

「50人、いや100人ぐらいです」

「みんながあなたの到着を歓迎しているんですか」

「乗船していた仲間と現地の仲間とで騒いでいる」

「ということは、あなたはその仲間のリーダーなんですか」

「はい、そうみたいです」

 

映像では、ビアホールみたいな酒場のようなところで、

みんなが酒(恐らくワインだと思う)を飲んでいる。

私は客観的にその姿を見ていて彼らの無事を喜んでいるみたいだ。

で、クライマックス。過去を遡ってきて、徐々に潜在意識の深いところから、

浅いところに戻すセッションに入った。

 

「じゃぁ、そろそろ部屋にもどってみよう」

「はい」

「この部屋には、鏡台があるのですが、見えますか」

「見えます」

「鏡には誰が映っていますか」

「知らない人がいます」

「どんな容姿の人ですか」

「50歳ぐらいの白髪の男性です」

「日本人ですか?」

「いいえ、白人です」

「鏡台には引き出しがありますが、見えますか」

「見えます」

「じゃぁ、そっと引き出しの中を確認してみてください」

 

そーっと引き出しを引いてみる。

 

「中には何がありますか」

「勲章があります」

 

そして、現実に徐々に戻り、セッションは終了。

終了後の解説によると、鏡に映っている人が前世で、引き出しにあった勲章は、前世とともにあなたが求めているものだということのようだ。

 

本当かどうかは分からないが、私の潜在意識の中にある記憶が、映像としてだんだん出てきたところは、個人的にも正直驚いた。

 

後で、キプロスを調べてみたら、ヨーロッパとアジアのちょうど境目で、貿易で栄えていた時代があったようだ。

 

どうも今の仕事、ベトナムと日本をつなげることは、前世からの宿命であるように思い、納得できる部分が多かった。

ただお金よりも名誉を重んじるところは、少し残念ではあるが・・・。