ベトナム出張7日目は、ハイフォン市への出張。
ハイフォン市は、ハノイから車で2時間半、北部の工業および貿易の町で、人口200万人の都市。
出張の目的は、8月ハノイで開催されたJapan Festivalでハイフォンのある大学のDirectorより、IT学部の卒業生を日本からのオフショア開発で活用できないかという相談があり、今回ヒアリングと視察を行うために伺った。
ハイフォン市には大学が4つほどあり、その中でもIT学部が少数ながら存在している。
しかしながら、ハイフォン市にはIT企業が無いため、卒業生の進路がないという状況である。
Directorは、できれば日本企業をハイフォンに誘致し、オフショア開発センターを設立したいという意向であった。
この大学のIT学部の卒業生自体は現在60名ほどで、全校生徒(9000人)に比べるとかなりの小数ではあるが、今後卒業生も増加し続けるため、早めの対応を進める必要がある。
ミーティングは2時間を越え、色々と意見の交換をしながら進めた。
期待に応えられるようにこちら側は日本企業を探し、そのために必要な準備は大学側でも行うということで合意。今後定期的にミーティングをすることとなった。
ミーティング後は、Directorの招待で、海岸沿いの海鮮屋台に行った。
今は既にシーズンオフなので、あまり人はいないが、夏の時期はかなりの人出となるようだ。日本でいうところの、江ノ島、伊豆といった趣がある。
かに、海老、いかなどの海鮮料理を食し、お互いのプライベートな話をしながら親睦を深めた。