21日、ハノイ出張から帰国。
いつものことであるが、出発時間が日本時間1:30(現地23:30)。
到着が6:30(現地4:30)と、睡眠時間が非常に短い(というか無い)ので、帰宅後はシャワーを浴びてすぐに寝る。
なので、午後から仕事を開始するのが通例となっている。
今回の出張では、ベトナム市民の生活レベルが上がったことを理解させられることが多かった。
例えば、19日に伺った人材系社長の自宅は120?で、50インチはあろうかというプラズマTVを持っており、STARTVやCNNなどを衛星チャンネルで見ている。
また立ち寄った携帯電話屋では、20歳代の若者が7-800USDのNOKIAや、400-500USDのMOTOROLAを購入。
それも1時間足らずで20-30人が買ってゆく。
どうも、かなり頻繁に買い換えているようだ。
ホーチミンのすしバーも、日本人が多いと思いきや、ほとんどがベトナム人のカップル。
多少年齢差のある男女も含まれるが、日本人である私たちの方が、杞憂な存在に見える。
とまぁ、このような現象を上げるとキリが無いのであるが、間違いなく裕福な生活をすごしている人が増えているように感じられる。
7月13日付けのTuoi Tre紙によると、世界的に見ても、ベトナム人は幸せな国民だというレポートを報告している。
「イギリスの新経済財団(NEF)が発表した国民の幸福に関するランキングによると、ベトナムは178カ国・地域中12位で、アジアトップだった。NEFは生活の満足度、寿命、良好な生活を送るための必要面積、エネルギー消費から評価しており、アジア各国の順位は、▽フィリピン・17位、▽インドネシア・23位、▽中国・31位、▽タイ・32位、▽マレーシア・44位、▽インド・62位、▽シンガポール・131位だった。」
とある。
「生活の満足度」「寿命」「良好な生活を送るための必要面積」「エネルギー消費」の4項目から評価しているとあり、ベトナムの場合、「良好な生活を送るための必要面積」は、日本と同等で、多少狭くても満足度が下がらないということ、それと「エネルギー消費」については、停電がたまに起こることから、満足度は相対的に低いだろうと想像できる。
しかしながらランキングに日本や韓国、台湾といったアジア内の先進国が入っていない。
そういう意味では社会主義国家であるベトナムは、かなりうまく社会システムが機能していると言えるかもしれない。
ちなみに、日本は95位、アメリカが150位となっている。
この順位、ベトナムはまだまだ上がりそうに思える。
(日本は下がり続けるのだろうか・・・。)