以前弊社にお問い合わせいただいたNPO法人アジアITビジネス研究会の田所事務局長から、
「会員企業の中で最近ベトナムに興味を持っている方が増えつつあるので、一度勉強会に参加しませんか?」
とのご連絡をいただき、ソフトウエア部会に参加させていただいた。
アジアITビジネス研究会では、中国をメインにアジアでのオフショア開発に関する研究や情報提供などを自主的に行っているNPO法人。
かなりアカデミックな要素があるので、私としても勉強するつもりでお伺いをした。
「アジアのITビジネスの共通コアは何か?」
今回はこのテーマを元に、座談会が催された。
参加者の方は、日本人はもちろん、中国、インドなど法人名にふさわしい顔ぶれである。
また日本人の方は、中国での業務暦20年とか、台湾で25年など、海外経験が豊富で、一方中国の方や、インドの方は、在日15年とか30年といった方々。
参加者の皆さんは、中国、インドのオフショア開発のベテラン。
しかし、ベトナムに関しては未知の領域ということで、座談会の中でも色々と「ベトナムはどうですか?」「ベトナム人の対応はどうですか?」などの質問があったが、民族性や習慣以外は、あまり違いが無いため、正直なところあまりうまく回答できなかったと反省した。
ベトナム関係者は、NECの方以外はいらっしゃらなかったような気がした。
それだけ、まだまだベトナムはマイナーなのだとうなずける。
座談会は2時間ほどで終了。
次回以降、ベトナムに関した勉強会なども予定されており、できるだけご協力できるようにがんばりたい。