ベトナムの出入国カードが変わった

 

出張に行く度に必ず書く「出入国カード」。

 

ベトナムの場合は白と黄色の2枚つづりで、入国時に白い方を税関に渡し、帰るときに黄色い方(写し)を渡す(最近は取らないことが多いですが)。

この黄色い方を滞在中になくすと、多少トラブルになるので、弊社のお客様には厳重に保管していただくように伝えている。

 

さて、この出入国カードが6月4日に変わったらしい。

それも内容的には結構面倒くさい感じがする。

 

 

 6月5日のTuoi Tre紙によると、

 

「新書式は総ページ数は6ページ。うち2~5ページが個人情報および税関申告を記入する箇所となる。」

 

とある。

「6ページ?」と少々気がかりである。

1枚が写しとして個人で保管するとして、「残りの5枚は何?」「税関が厳しくなるのか?」「5箇所も連れまわされるのか?」など、私の頭の中はグルグルと想像以上の回転をしてしまった。

 

 

ただ、免税規定に関しては今までと変わらない模様。

酒類:アルコール度数22度以上は1.5リットル

   アルコール度数22度未満は2リットル以下

タバコ:紙巻タバコ・400本

    葉巻・100本まで

その他品目:総額500万ドン(約313ドル)以下

 

 

 

それと、混乱を予想してか、下記のような配慮もある。

 

「なお財政省は税関当局に対し、印刷分が全てなくなるまで旧申告書の使用も認めている」(6月5日Tuoi Tre紙)

 

当分、税関でのトラブルが続くように思えるのは私だけであろうか。